名鉄グループの形成
戦後の混乱が収まるに連れて、名鉄も他の大手私鉄と同様に事業の多角化を図るようになり、その手始めとして、戦時中に計画が頓挫していた新名古屋駅(現、名鉄名古屋駅)の駅ビル建設に着手して百貨店を併設した。
当初の計画では、地元の老舗百貨店(松坂屋)にテナントとしての出店交渉を進めたが不調に終わり、自前での出店(百貨店経営)を決意して、電鉄系百貨店の元祖である阪急百貨店に協力を仰ぎ、1954年(昭和29年)12月に名鉄百貨店を開業し、流通業界へ進出する足掛かりとした。
戦後の混乱が収まるに連れて、名鉄も他の大手私鉄と同様に事業の多角化を図るようになり、その手始めとして、戦時中に計画が頓挫していた新名古屋駅(現、名鉄名古屋駅)の駅ビル建設に着手して百貨店を併設した。
当初の計画では、地元の老舗百貨店(松坂屋)にテナントとしての出店交渉を進めたが不調に終わり、自前での出店(百貨店経営)を決意して、電鉄系百貨店の元祖である阪急百貨店に協力を仰ぎ、1954年(昭和29年)12月に名鉄百貨店を開業し、流通業界へ進出する足掛かりとした。